西宮市名塩・北六甲台・名来・山口町にお住まいで鼠径部痛、股関節の付け根の痛みの治療を得意とした、お悩みの方は、西宮市山口町のふじもと整骨院へ
股関節の痛みといっても色々ありますので、鼠径部の痛みの分類について、説明いたします。
・股関節疾患(変形性股関節症・臼蓋形成不全・単純性股関節炎など)
・腰痛疾患(腰椎椎間板ヘルニア・腰椎分離すべり症)
・子宮、卵巣の問題
・直腸の関係
この中に卵巣が原因とありますが、卵巣が問題の場合、鼠径部だけでなく、足のくるぶしやふくらはぎまで痛みが出るかたがいらっしゃいます。原因は詳しくは分かりませんが、月経に合わせて股関節の鼠径部が痛くなる場合も卵巣が問題となる下肢痛かもしれません。
この場合、治療で痛みが引くこともありますが、根本的に卵巣に病変がある場合は再発します。しっかり、産婦人科で見て頂いた方が良いでしょう!
直腸が関係する病変は、腹部や鼠径部などに関連痛として出る場合があります。
※関連痛とは、問題になる臓器の痛みが他の場所に出ることを言います。
例)胃が痛いときに、背中が痛い。虫垂炎のときに心窩部が痛くなる。心臓に問題がある場合に左肩に痛みが出る。
患者さんの施術の統計から、腰から鼠径部にでる痛みが、約6割以上を占めていると感じています。
鼠径部に痛みが原因
①腰を支えている前面の腹部深部の筋肉(腸腰筋)の緊張が強くなり鼠径部に痛みが出ている場合。
②腰回りを支えている腹筋が緊張して、その付着部である鼠径部に痛みがでる。
③神経痛が関係する。これは腰の神経が腰椎椎間板ヘルニアや腸腰筋により神経が圧迫を受け、炎症が起こることにより、神経が過敏になる。そうすると、正常な時では大丈夫な範囲の刺激にも反応するようになり、痛みがでるようになる。神経が関係する場合は、神経が圧迫を受けた神経ライン上に痛みが放散するため、どの場所に痛みが出るかは、個人差があります。
④卵巣や子宮の病変が関連痛として鼠径部周辺に出ることがあるようです。
⑤股関節が変形したり、ウイルスに感染したりしたため炎症が起こり鼠径部に痛みがでる。純粋に股関節が障害されて出る痛みです。最も多いのが、変形性股関節症・臼蓋形成不全などが原因です。
※臼蓋形成不全は、股関節がはまっている部分の受けを臼蓋といいます。
臼蓋形成不全は、その受けの部分が浅くなってしまって形成された状態をいいます。原因は不明で先天性です。
鼠径部の痛みでお困りの方は、お気軽にご相談くださいね。
TEL 078-907-6564 西宮市山口町 ふじもと整骨院 院長 藤本 博文