年齢に伴う姿勢と膝の痛みの関係

年齢に伴う姿勢の変化、日常生活での姿勢の変化によって膝関節に負担がかかりやすくなっている場合があります。

特に悪い姿勢、猫背になるような姿勢は、階段の上りや歩行時に、膝関節を伸ばす筋肉(大腿四頭筋)に負担をかけやすくなり、膝の前(お皿の上下)の痛みが出現しやすくなります。

これは悪い姿勢(猫背)に伴う、重心の位置が後方へ変位してしまう結果です。※物理的(力学的)に重心が後方へ変位することで、膝関節中心と身体重心が遠くなる為

姿勢が悪くなると上の写真の右の人のように、骨盤が後傾(骨盤が後ろに傾斜)するため、股関節が外へ開くような歩き方(がに股)になるため、膝の内側に負担が集中しやすくなります。

これは、正面から見た場合の身体重心から膝関節との距離が遠くなる為、膝関節の内側にかかる圧力が増え、内側の軟骨がすり減り、膝関節のO脚化が進んでいきます。

膝の内や外の痛みは、上記のようなことでも起きますが、特に痛めやすくしているのが、身体を捻る動作(歩いている時の方向転換など)と連動して、着地している足の方向が身体が行こうとする方向へ捻りが生じれば大丈夫なのですが、身体が行く方向へ、膝の向き、足の向きが連動していない場合は、膝を過度に捻ってしまい、膝の内側や外側を痛みる可能性が増えてきます。

このように、膝関節を痛める場合、どちらかというと膝以外の事が原因で膝の痛みになっている場合がほとんどです。

足首の動き、股関節の動き、上半身の動きや姿勢に影響され、膝を痛めていますので、治療も複雑になっていきます。

膝の痛みで、お困りの方は、動き・力学・解剖学・運動学から治療を考える西宮市山口町にある「ふじもと整骨院」へご相談くださいね。

☎078-907-6564

 

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