ソフトボールの投球で痛めた股関節を動作指導だけで改善!?
今回は私の整骨院に来院された患者さんではなく、私の師匠である先生が治療と動作指導をされて、投球時の股関節の痛み、動作指導後のフォームが明らかに変わり、球のスピードも上がっていたのです。
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スポーツをされていて出る痛みの正体は何なんでしょうか?
ただ単に、やり過ぎやストレッチ不足・ウオームアップ不足が原因なんでしょうか?
スポーツをされている子供さんのお母さん、お父さんの中で、子供さんの成長痛でお悩みの方も多いのではないかともいます。
今回の投球時の股関節の痛みも成長痛でよく聞く、オスグット病やシーバー病も実は原因が同じなんです。
これは、成長痛が成長が原因ではないことを示しています。
成長痛とは、成長期の骨の伸びる場所、いわあゆる骨端軟骨と言われる部分にストレスがかかり、成長軟骨部分での障害を発症することを言います。
※補足:この(成長痛)骨端症は、まだ完全な骨ではない脆弱な組織のため、筋肉や靭帯に引っ張られて、剥離したりすることを言います。
良く成長痛は、成長期の骨が伸びるスピードに筋肉の伸張性(柔軟性)が追い付かずに、筋肉から腱に変わって骨に付着部する部分に、ストレスがかかり成長痛(骨端軟骨障害)を発症すると言われています。
通常の良く医療機関で言われる原因です。👇
・筋肉、骨、関節が成長過程で未完成
・ストレッチ不足(柔軟性)
・筋力が弱い
・運動のし過ぎ、やり過ぎ
・ウオームアップ不足
・身長が急速に伸びすぎている
などが言われています。
ここに当院が考える原因との間に明らかな考え方の差があります。
***ふじもと整骨院が考える。****
当院が考える成長痛の原因は「動く時の動作」です。
動く時の動作を具体的にいうと、動く時の「癖」です。
その癖が原因で、ある関節部分(骨端線)に負担が集中し、痛みが出現したのです。
癖が原因で、負担が集中するとは、本来、人間の体はいくつもの関節があって、その関節には、その関節特有の動きがあります。その関節同士が上手く連動して、体を効率よく動かしているのですが、その効率性(連動性)が悪くなり、局所に負担が集中し、その関節の痛みの原因になっているのです。
オスグット病の場合は、膝を伸ばす大腿四頭筋(膝関節)に負担が集中し、負傷しているのです。
その原因動作、癖を効率の良い動きに変えるような指導さえできれば、成長痛であっても、早期の治癒が期待できるのです。
今回のソフトボールの、ピッチャーも原因動作を指導することで、球のスピードも上がり、股関節痛も解消されたということです。